柳川幼稚園のこどもたち

令和2年度卒園式

2021年04月02日柳川幼稚園のこどもたち

令和2年度の卒園式が3月17日に行われました、昨年に引き続きコロナ禍の卒園式になり、保護者の方は一名のみ参列して頂き、密を避けて短時間での卒園式となりました。この一年は、行事なども例年の様には行えず、特別な一年でした。その中でも充実した一年をすごし、卒園児全員が元気に卒園の日を迎えることが出来、格別感慨深い卒園式でした。いま世界中が困難な状況に直面していますが、子どもたちの変わらぬ笑顔は、明るい未来を感じさせてくれます。卒園し成長していっても、この明るく素直な心を忘れず、幸せな人生を送ることを心より願っています。



































令和2年度作品展

2021年03月01日保育風景

2月27日、作品展がありました。コロナの影響でいつもより遅い開催となり、見学の時間もクラス別に行うなど、密を避けての作品展になりました。子どもたちの素晴らしい作品はいつもと変わらず、純粋でかわいい素敵な作品ができていました。

今年の作品展は、絵本作家 加古里子(かこさとし)さんの絵本の世界をテーマにしています。ロビーには代表作「からすのお店やさん」シリーズから、様々なお店屋さんを各クラス分担して制作しました。正面には、からすたちがたくさんとまった、大きな木が、見学のみなさんをお迎えします。葉っぱは花組さんと星組さんが作ってくれました。からすは月組さん。

生き生きとしたカラスが描かれていました。

看板は絵本の表紙のイメージから。

月組のパン屋さん。
月組の天ぷら屋さん。
絵本に出てくるいろんなパンを紙粘土で作って彩色しています。
天ぷらも、本物みたいにおいしそう。
星組は蕎麦屋さんと。
八百屋さんです。
色とりどりの果物や野菜たち。
立派なキャベツや大根も。

色々な種類のそばやうどんも出来ました。

花組はお菓子屋さん。
みんなで飾り付けです。
ケーキにドーナツ、アイスクリームもありますね。カラフルできれいですね。
クッキーにおせんべい、ぺろぺろキャンディー。いろんなお菓子ができています。みんな、たべたくなりました。

つぼみ組さんは、絵本「ゆきのひ」から、雪だるまを制作。それぞれちっがったマフラーと帽子をかぶったかわいい雪だるまを制作しました。かわいいお顔がたまりません。

空には雪と、毛糸の帽子が飛んでいます。

つぼみ組の絵画制作展示。

赤鬼と青鬼。足があるのでしょうか、かわいい鬼たち!

ふわふわの羊さん。

スイカの模様と種を描いた制作。

カエルさんたち。

子どもが描く顔はどうしこんなにかわいくなるのか、、、。

足形の幽霊の制作。

どんぐりころころ、紙の上を転がしてみました。

これより年中星組。絵本「ゆきのひのおはなし」と「あめのひのおはなし」より。

ゆきのひは、毛糸の帽子をかぶった自分を描きました。
あめのひは、傘をさした自分を描いています。もうしっかり身体まで描けるようになった星組さんです。

コンテパステルで描いたふくろう。

秋の小人、魔法で葉っぱを赤く染めていきます。

大根と人参。

カラスの八百屋さん。

雨の日のおしゃれなカタツムリ。

綿棒で描いたてんてん花。

宇宙。

金魚鉢。

自由画より。虫が得意な園児。好きなものがあるって素敵のことです。

自由画より、雪の日。幸せな雪の日の一場面。

大きな色画用紙に、黒い絵の具で、鬼を堂々と描いています。

ここから年少花組で、加古さんの代表作の一つだるまちゃんシリーズから「だるまちゃんとかみなりちゃん」

花組さんの展示風景。四つ切、大きな画用紙、

八つ切り、小さな画用紙。

カラフルな小鳥さん。

だるまさんとツリー。

絵本「ジオジオのかんむり」より
ジオジオと小鳥たち。

粘土で顔を作ってみました。

果物家族。
三匹のこぶた。
花「コスモス」
同じ花を見て描いても、いろんな造形が生まれます。
子どもたちが生み出す造形にはいつも感動すら覚えます。教えることはなにもなく、持ってるものを引き出すのみ。

ラディッシュ。かわいいものを可愛く描く。

大好きな人の顔をカラフルに。

年長月組さんは、絵本「かわ」より、川が生まれ大きな川となって、海にそそぐまでを、絵本を見ながら学習し、共同制作につなげました。加古さんの科学者としての一面を感じる絵本です。

山に降った雨が川となり、やがて海まで流れていく過程で、田んぼを潤し、町を流れ、私たちの生活ともつながる川。特に柳川に住む私たちには、川は身近な題材です。

ここはクリークが巡らされた柳川の街。幼稚園や学校、川下りの舟もありますね。
田んぼや畑にも川の水は欠かせません。
みんなで作った小さな家や建物、船や木を並べていきます。
街には自分たちの姿も。

マチスの切り絵からイメージを得て、カラフルな切り紙の制作を試みてみました。

色と形が織りなす造形の世界を堪能したようです。

マチスの世界を、すぐに体現できる子どもの力に驚かされました。
色も形も、大切なことは純粋な心なのだと感じました。

ビー玉が作った造形に、少し色面を加えたデザインが。

生きたワタリガニを見て描いているので、生き生きしています。
生き生きした中にも、子どもらしいユーモラスな蟹が描けました。
雨の日のあじさい。しっとり美しいあじさいの花、
小さい花で構成されたあじさいの花が、子どもの造形と重なり、また面白いものが生まれます。
絵本「かさじぞう」より。優しいおじいさんと、それを見守るかさじぞう。日本の良き心を絵本から受け取り、表現する作品です。
和紙が生み出す優しい感じと、このお話がマッチして、いい雰囲気の絵になります。それに子どもの描くお地蔵様のお顔が優しいですね。
赤と白のシクラメン。
展示風景。
たらしこみ技法で描いたカメレオン。
戸外スケッチで描いたお堂。

絵手紙風水墨画。

台紙のいろを事前に自分で好きな色に着彩した、凹版画。
虫を描いていますが、それぞれ面白い形の虫たちが、色とりどりに黒の中に浮かび上がる美しい作品になっています。

学校外部評価委員 意見書「作品展を見学して」

今年も作品展を見学させていただいた。今年は加古 里子(かこさとし)さんの絵本をテーマとして取り上げられていた。玄関ロビーには、大きな木にとまった年長組のカラスのパン屋さんのカラスたちがお出迎えしてくれていた。木をくぐると、各クラスが作ったカラスシリーズの様々なお店がにぎやかにかわいく店開きをしており、一つ一つ丁寧に制作した作品からは、隅々まで指導の手が行き届いていることが理解できた。指導せれている理事長先生の説明を聞きながら各クラスの絵画制作を拝見した。発達段階に則しながらも、きわめてレベルの高い制作には毎年驚かされるが、どの課題もしっかりとしたねらいの上に工夫をされた教材で、子どもが自由に描く楽しさをさを保ちつつ、しっかり技術や感性の育ちを保証していることがうかがえる。美術教育学会の正会員でもいらっしゃり、ご自身も画家である理事長先生の、長年の保育現場での経験と指導力があって、このような高いレベルの作品展になっているのだと思われる。理事長先生のお話では、作品展に飾っている絵は一定のねらいをもって指導している作品になってしまうが、大きな紙に特にテーマもなく好きに描いたり、自由画帳に好きな時に思いのまま描く自由画などと両輪で制作活動は成り立っているとのこと。子どもたちの造形活動は、砂場や自然物の観察など広く深い子どもたちの活動や思いも含めているというところに、この園の教育の理念を感じた。来年また拝見させていただくことを楽しみにしている。

西九州大学短期大学部 幼児保育学科(造形美術担当)教授 牛丸和人

分園「ゆめわかば」

2020年09月03日園内風景

幼保連携型認定こども園 柳川幼稚園の分園「ゆめわかば」が完成し、9月1日から開園しました。本来なら落成式やオープンハウスなどするべきでしたが、コロナの第二波もあり見送ることになりました。そこで、ブログでは新園舎の内部の写真などご紹介します。

0歳児、1歳児のための園舎で、家庭のお家のようなぬくもりのある小さな園舎です。
木造2階建てで、床はヒノキの無垢材、内壁はすべて漆喰塗りで、子どもの健康に配慮した園舎です。

立て看板も優しい感じにしています。

「ゆめわかば」の文字もかわいくデザインしています。

玄関を入ると幼稚園のマークの一つ白いゾウの木のレリーフが飾ってあります。

玄関から廊下

廊下からデッキとお庭を見るとこんな感じです。サッシも木製サッシにして、温かな感じがします。

廊下と2回へ続く階段です。階段はグレイのカーペット敷きです。

1歳児わかば組のサインです。象のレリーフやサインは、木彫作家ニシモッコさんにおねがいしました。木造園舎に合った、素敵なサインになりました。

わかば組のお部屋。まだ部屋にはなにも置いていない状態の時です。広いですね。デッキからお庭につながります。
保育室はすべて床暖房になっています。

広いデッキと、緑のお庭。

コナーを分けて活動できます。

お庭側からのわかば組。どの部屋もトップライトがあり、照明を付けなくても明るい園舎です。

丸いくぼみもありますね。

0歳児ゆめ組のサイン

奥には調乳コーナーもあります。

畳のコーナーもあります。

2階は園児たちはあまり使いませんが、懇談会や会議、絵本の会など多目的に利用するかわいいお部屋になっています。

作品展

2020年01月21日制作

3学期が始まってすぐに造形作品展を行いました。
個人制作の絵画は、モチーフや技法を設定し、子どもたちの描く意欲を高めつつ、一定の指導をしながら描いた作品を中心に展示しています。展示した作品以外に、自由画や大きな紙に絵の具で好きなものを描いたり、自由画帳に描きたい時描きたいものを描いたりと、形としては残らない様々な造形活動も並行して行っています。
今回の作品展は、絵本作家レオ・レオニをテーマとして取り上げ、レオレオニの絵本の世界を、共同制作や個人の作品で表現してみました。
         
年長(月組)、年中(星組)、年少(花組)の共同制作、レオ・レオニの「絵本の世界」です。
色画用紙はなるべく使わず、様々なペインティング技法による色画用紙づくりを活動の中心に据え、自分で作った色画用紙でレオ・レオニの絵本の世界を再現しました。

星組さんは「フレデリック」より。小さなフレデリックがかわいいですね。

月組は、「じぶんだけのいろ」などより。

花組さんは「スイミー」より海の世界。クラゲやイソギンチャクは星組さん。

貼ったりはがしたりできる半透明のシールを窓の貼っています。重ねると、色が変わります。
「あおくんときいろちゃん」みたい!

色の丸を描いただけですが、おしゃれにできました。「あおくんときいろちゃん」より。

おいしそうなケーキができていました。かわいいケーキですね。

こちらはカレーライス!こちらもおいしそう。

カラフルなすきな人の顔。どれもいいかおです。

花瓶にさした花を見ながら描きました。なんてきれいでしょう!
同じ花を見ても、それぞれ色んな花が咲きました。


パイナップルのお父さん
色々な色を使う導入を目的として行っている、てんとうむし
キリンさん
可愛いキリンさん
3匹のこぶたを読んで描きました。
ブタは描きやすい動物の様です。
クレヨン君、
カエルさん、子どもの描く顔は本当にかわいいです。

ここから星組さん

スペインの巨匠ミロの絵の模写です。どれをとってもいいえです。

これがミロの描いた絵です。
もしかして、こどものほうがいい?

絵本「いろいろいちねんより」

こちらにもかわいいフレデリックがいました。

「小人の靴屋さん」から

大根と人参

オシャレなカタツムリ。
カラフルですね。
不思議な種から不思議な花が咲きました。
綿棒でてんてんを描きました。
星組さんが育てた大きなひまわり。
お月見。風情があります。
絵描き歌のように描いた自転車。
「からすのぱんやさん」より
銀河鉄道は宇宙を走ります。

淡彩で描いたパンジー
コンテパステルのフクロウ。愛嬌のあるフクロウですね。
幸せそうな金魚さん
遠足のリックサックは、お弁当やお菓子でいっぱい
「にじいろのさかな」より。滲みを利用しています。
演奏会で使った楽器

ここから月組さん。

絵本「ペツェッティーノ」より
四角い色の構成で素敵な造形作品ができていました。

生活発表会で演奏した「パイレーツオブカリビアン」にちなんだ海賊船の共同作品。

いーい湯~だな!!



展示風景

市役所にたてられた、柳川城を見に行きました。

園に帰ってから、描いてみました。
難しそうでしたが、意外とうまくできました。

海賊船。
月組さんにとって思い出の海賊船になりましたね。
閻魔さん。園庭にある閻魔堂の前で描きました。
「おおきなかぶより」みんなで力を合わせている感じがいいですね。
草間彌生の様式による絵画制作。
子どもの感覚に合ったのでしょうか、いい絵ができました。
草間彌生の偉大さを改めて実感
こちらは草間彌生の作品です。巨匠はみんな子どもの心を持っているようです。
竜宮城の絵
「じぶんだけのいろ」より。たらしこみ技法による彩色です。
保育部さん(2号)による牛乳パックによる編み物。
牛乳パックを使って編んだとは思えないほどよくできていました。子どもたちも午後のゆっくりした時間に、集中して編んでいました。
余白のきれいな水墨画
何を描いても絵にしちゃう子どもたちです
スチレン版画。
地色を塗った紙に、スチレンの凹版画を押しています。

みんなの作品をつなぎ合わせて、美しいデザインが生まれました。

こちらは、つぼみ組さんのかわいいりんご。小さな手で丸めたかわいいりんごが、はっぱの上に乗っています。

こちらは一歳児わかばさんのりんご。ふわふわの毛糸に包まれた真っ赤なりんご。どうやって作ったのかな。

つぼみさんの絵画

あかおにさんとあおおにさん。周りの豆は綿棒で
カエルさん。周りの雨が芸術的

わかばさんの絵画制作

色とりどりの作品たち

お泊り保育

2019年09月02日保育風景

2学期の終わりに月組さんのお泊り保育がありました。
最初に夕ご飯の夏野菜カレーのための、食材のカットをみんなで少しづつ行いました。

手を切らないように、今日は先生に手を添えてもらって野菜を刻みます。

トマトやピーマンなすびなど、子どもたちが栽培した野菜も混ざった、たくさんの種類の野菜が準備できました。

給食室に持っていきました。「みんなありがとう!上手に切れたね」給食の先生からお礼を言われました。皆も「おいしいカレーライス作ってください、よろしくお願いします」

心配していた雨もどうにかやみ、準備体操をしてからお外遊び。

ペットボトルに色水をためる色水競争。

小さいペットボトルの口から、色水を入れるのは難しいようですが、慎重に上手に入れていました。

金魚すくいごっこ。

プール遊び。

ゲル状の絵の具を手で画用紙に広げたり指で絵をかいたり、絵の具の感触を手で楽しみながら描くフィンガーペインティング。

赤の上に紫を混ぜて、紫に変化していきます。今日は汚れても大丈夫!心も開放して描いてくださいね!

しゃぼん玉コーナー。

こちらはスイカ割りです。

最後は、粉々に割れました。

こちらは色水混ぜあそび、色水を混ぜるとどんな色になるかな。

思いっきり遊んだ後は、カレー野菜の夕食です!手を合わせて食前の言葉。

いただきます!

みんなで作って食べるカレーはとてもおいしく、みんな笑顔で、たくさん食べていました。

食事の後はみんなで、今晩泊まる本堂に移動です。荷物がたくさん!

参観日にお家の人と造った絞り染めのTシャツを着ています。

先生たちによる、影絵です。
こちらはブッラクライトのパネルシアター。

そしていよいよ、キャンプファイヤーと花火の時間です。

火の回りを輪になって歌と踊りの時間です。

自分で絵を描いたうちわを持っていますね。

そして花火。暗闇の中できれいな花火が上がるたび歓声を上げていました。きれいでしたね。

危なくないように、本堂の階段から見ています。

いい思い出ができましたね。

本堂で寝る前にお茶で一服。

寝る前の読み聞かせタイム。楽しくて興奮した気持ちをししずめます。

グループごとに寝間着姿で記念写真。







眠れるかな。と言いながらみんな疲れもありぐっすり寝ていたようです。

朝が来て、朝食です。

おいしいメロンパン!

無事お泊りも出来、お母さんたちがお迎えに。一晩なのに久しぶりな感じですね。一回り成長したような一日でした。

さくらんぼクラブ

2019年06月14日さくらんぼクラブ

今年も、5月から、さくらんぼクラブが始まりました。

ゆっくりした雰囲気の中で、スタッフの先生と遊んだりして、お友だちが来るのを待ちます。

お花も優しく小さなお友だちとお母さんたちを見守ります。

紙しばいを読んでもらっています。みんなおりこうさんに聞いてくれました。

ある日の制作コーナー。ティッシュを丸めて黒い折り紙の海苔巻きおにぎり。

うれしくて、おままごとで、お友だちに持っていきます。

「はらぺこあおむし」の絵本は大人気。前に来て、のぞきこみたいね。


「なーべなーべそーこぬけ」

6月になりました。てるてるぼうず作ったよ。みんな集合!

小さいクラスでも、作ってみました。
みんな、遊びにきてくださいね。

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