花まつり
2019年6月3日 |
花まつりはお釈迦様の生誕祭です。本来は4月の8日とされていますが、園では毎年一月遅れで、5月8日前後に行っています。
お家から、沢山の美しいお花を持ってきていただきました。お庭に咲いているかわいらしいお花、芍薬や、バラなど、お花でいっぱいになりました。このお花で花御堂を飾ります。
今年は屋根だけ飾って、すっきりとした花御堂にしました。
ルンビニーのお花畑のようです。
本堂に集まり、理事長先生から花まつりのお話を聞きます。
花まつりは、お釈迦様の生まれた日をお祝いするお祭りです。お釈迦様は昔々(2500年以上前)現在のインドの北(ネパール南部)の、ルンビニーという所の、花園でお生まれになりました。みんなが持ってきてくれたお花で飾った花御堂は、その花園をあらわしています。生まれてすぐに立ち上がり、七歩(六道輪廻から一歩踏み出す)歩まれ、天地を指さし「天上天下唯我独尊」と言われました。この命(あらゆる命)は何物にもかえがたい唯一無二の尊い命、その尊いすべての命を大切にしなくなくてはいけない、という意味です。お釈迦様がお生まれになる時、天からは竜王が甘露の雨「甘い雨」を降らせたと言います。この甘い雨に打たれたのものは、病が治癒したとも言われています。この雨を模して、誕生仏に甘茶をかける習慣が生まれました。今日は子どもたちも、一年健康で過ごせるように、お昼に甘茶を少しいただきます。
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手を合わせて合掌します。
つき組さんは、さすがに合掌が上手ですね。
誕生仏です。周りには甘茶が入っています。
近くに行ってお参り。
釈迦様の姿をまねているのでしょうか。
甘茶をかけて見せています。
つぼみ組さんのところに花御堂を移動しました。
先生が甘茶をかけて見せています。みんな見入ってますね。
釈迦様のようなかわいい子どもたち。みんな尊い命です。
次のお部屋に行くので、お別れです。
わかば組さんのお釈迦様と対面。
甘茶をかけてみると。
興味津々でした。
帰りお母さんたちにも、お参りして頂き、おまちゃを飲んでいただきました。
釈迦様一日お疲れ様でした。