月組バス遠足
2017年10月27日 |
さあ、いよいよ出発!
雨も心配されましたが、なんとか雨粒は落ちていません。落ち着いた雰囲気の美術館の建物の前には、トレードマークの噴水と美しいバラの花々がお出迎え。
早速、美術館の学芸員の方とボランティアガイドの皆さんが出てきてくださいました。
美術館に着くまでの花壇のガーデニングもそれはそれは素敵です。
いよいよ到着。「じっと見る」という企画展です。
さあ、いよいよ入館します。
ボランティアガイドの優しい方々とご挨拶。この美術館の紹介と、絵の鑑賞の仕方、皆さんに会えるのを楽しみにしていました、ともおっしゃっていただきました。やさしく語り掛けるような口調で、心に響くボランティアガイドの皆さんのご案内で、美術館鑑賞の始まりです。
静かにしっかりとお話が聞けた子どもたちです。
ルノアールの絵の前です。ほんものの素晴らしい絵画を前に、子どもたちは何を感じたでしょうか。ガイドさんから、「この絵はどんな感じがする?」と優しく問いかけられ、「優しい感じ」と答える子どもたち。「何がそう感じるのかな?」「お洋服の色!」「顔に出てる」…子どもたちの感性に驚かされます。
日本の伝統的な作品にも触れることが出来ました。息をのむように見つめる子どもたち。
他にも、ガイドの方々4名とも、それぞれに工夫を凝らしたり、画集を見せて下さったり、いろんな体験をさせていただきました。絵画に描かれた人物が抜け出してきたかのように、同じ衣装や小物を身に付け、絵画の横に並んでみたり、同じ対象仏でも、バックの色によって印象が変わることを、子どもたちにもわかるようにお話してくださいました。
すばらしい絵画体験の後はお弁当です。雨が心配されたので、お部屋を貸していただきました。
限られたスペースでしたが、みんなで片寄せあい、楽しくおしゃべりしながらのひと時。案の定この時だけ雨が降ってきたので、お部屋を貸していただき、ありがたかったです。
雨が上がって、芝生のところへ。
よーいドン
秋バラも開きかけていました。
ハーブもありました。
コスモスの前で。B組さん
A組さん。
まだまだいたかったけれど、もう帰りの時間。
「また来たいね」そんな気持ちで、美術館を後にしました。ぜひ、お家の方々とまた来たらいいですね。
小さな子どもたちにとって、本物の美術鑑賞の体験は、きっと心に奥深く残ることと思います。本物の絵画…理解できるかな?わかるかな?という心配もありましたが、子どもたちは十分に感性を揺り動かされたように見えました。
素敵な一日となりました。久留米市美術館の皆さま、大変お世話になりました。